<スポーツバイク言いたい放題>

印象変化ありすぎな人達

新製品発表のリリースを見て、「うわ、何コレ」 と思ったが、実車を見て、見慣れてくると 「カッコイイ」 に変化したランキング。
こういう 「後から印象が変わったバイク」 って、一目ぼれ以上にハマるんだよなぁ。

GSX1300R隼
文句無しダントツの1位はコレでしょう。
鼻先をつかんでグニューっと引っ張ったような顔、筋肉がたるみ始めたシュワちゃんのようなヌメヌメとしたボディライン。
最強のレーサーレプリカとしての登場を期待していた多くの人々の夢をブチ壊した。
スズキはカタナを発表した時に 「評価が真っ二つに分かれるデザインはイケる」という事を学んだ。
そしてこれも社内評価が真っ二つに分かれたがゆえにGOサインを出したという如何にもスズキらしい誕生秘話がある。
その後の世界的な高い評価と異例のロングセラーはご存知の通り。
スズキの言うところの 「最初はウワッと思うが次第に好きになるデザイン」の思惑通りになった。
自分もそのスズキマジックに「してやられた」一人だ。
999

998に替わって999がデビューした時に、ほとんどの人がその貧相な顔つきを非難した。
自分も否定的だったのだが、現車を見た時に写真では分からないその造形美にヤラレた。
燃料タンクって楕円じゃなくてもいいんだ...。
いや三角でも四角でもいいのは当たり前なんだけど、その当たり前の事を実行されてしまった事への驚きとでもいうのか。
タンクだけじゃない、シートカウルの造形なんかもため息が出るほど見事。

自分はこの車両を見て、四輪のF−1マシンをイメージしてしまった。
二輪車を見てF−1をイメージするなんて 自分でもビックリだった。
YZF−R1 ’98
初めてこの顔を見たときのインパクトはすごかった。
「うわ、ギョロ目、しかも目が離れてる。研ナオコか?」と思った。
おそらくデザイン段階で社内に拒否反応も出ただろうね。 

その後このギョロ目は各社に波及してトレンドになり、、一大ギョロ目ブームを生んだのだから、
ヤマハデザインはさすがとしか言いようが無い。
ZZR1100C ’90
このヒョットコ顔も忘れちゃいけない。
エアダクトがFフォークを避けて左を通るのは分かる。だからといって別にヒョットコにする必要は無い
入り口を横に広げて左右対称に出来たはず。 それをしなかったのだから確実に狙ってのデザイン処理。
自分は否定派だった。 しかしこれが見慣れてくるとハマるんだ。
可愛らしくもあり、異様な迫力もある、1粒で2度おいしい個性。

このC型は顔だけでなく真横から見たシルエットも個性的で モリモリとした迫力がある。
その後ZZRはD型、1200、1400と進化したが、
異様な迫力、得体の知れないオーラ、という点ではC型のレベルには達してないと思うんだな。
GSX−R250R ’89
スズキの不器用さを象徴する一台。
世の中がどんどんスラントノーズ、異型ヘッドライト、エアロフェイスになっていった80年代後半。
カウルはスラントしたが、ライトが昔ながらの正円にとどまったため、目が落ち窪み、何ともアンバランスになってしまった。
ブサイク過ぎて放っておけない可愛らしさ。
これは正に人情に訴えるブサイクさ。 いや、褒めてるんですよ。 だって好きなんだもん。