SEROW225S

大きいバイク一台とオフ車一台のバイク2台体制というのは以前から理想として描いていた。
購入したのは中古で92年型のSという限定車。
標準車との違いはリザーバータンク付リヤショック、ブリッジ付ハンドル、エンブレム。
とても綺麗で、走行も少ない極上車だった。
さらにナンバーは66−66がついていた。
これはショップの店長が、あえてナンバーを返納せずに自動車税がかかる覚悟で取っておいたものだった。

正直言って、納車になって走り出したとたん、「失敗した...」と思った。
パワーの無さにびっくりしたのだ。はっ、走らない...。
でも後悔したのはその時一回限り。その後はセローの魅力にどんどんハマっていった。
セカンドバイクという位置付けのせいもあるだろうが、結果的にこのセローが一番長く手元にある。

セロー日記
95年 中古にて購入。走行約2300km
01年 プラグコード交換
03年 フレッシュアップ
04年 エンジン載せ換え
05年 テールランプ修理
06年 26,100km
納車時に感じたパワー不足もほとんど
気にならなくなった
さすがに高速道路ではツライが
街中では軽快にキビキビ走れて楽しい
ビックバイクとは全く違う楽しさがある
このクラブマーク調のエンブレムが
カワイくてお気に入り
カラーリングも上品な白紫
個人的にはセローは最高の
ツーリングバイクだと思っている
軽いから荷物満載でも押引きは楽
道を間違ってもすぐUターンできる
あらゆる道路状況にも対応できる
そしてどこにでも行ってみたくなる
冒険心をそそる軽さと足つきと
ハンドル切れ角。
始めは綺麗に大事にしていたのだが
レースにも使うようになってから
一気にボロボロになった。
ホイールを2組もち、レース用と
市街地用とタイヤを使い分けた。
ハイパワーマシンにはかなわないが
本気で勝ちに行くので無ければ
セローは十分レースにも使える。
どろんこレースになったら逆に有利かも
極低速の粘り強さもレースにでて
分かったセローの魅力。
旅、チョイ乗り、レース、砂浜遊び
とセローくんはとにかくいろんな
場面で大活躍。
YAMAHAにとってセローの
この販売台数や使われ方は
狙ってのことではないだろうが
YAMAHAの名車であることは
間違い無い。
SEROW 概要
「速く、遠くへ」ではなく、「より奥深く」をコンセプトに85年に登場。時には足を使い、時には降りて持ち上げる。
道無き道を進むために全てが作りこまれ、「マウンテントレール」という新しいジャンルを作る。
山奥を突き進むために作られた、軽さ、ハンドル切れ角、足付き、やさしいエンジン特性は、
街乗りにも適していたため、誰にでも気軽に乗れるバイクとしてヒットした。
その後、セルモーター装備、リヤディスクブレーキ化、サスグレードアップ、シート幅広化、など
どちらかと言うとツーリングユース、シティユースに適する改良を重ねて進化。
20年間販売台数の上位につけるロングセラー。
他社からディグリー、ジェベル、シェルパ、と「打倒セロー」モデルが次々登場するも、牙城を崩すことは出来ず。
セローはもはやセローというジャンルになってしまった感がある。
05年、ついにフルモデルチェンジ。 ストリートを意識したスタイルになり、20年間基本を変えなかったセローの歴史に一区切りがついた。
諸元
全長
軸距
シート高
乾燥重量
最高出力
最大トルク
燃料タンク容量
Fタイヤ
Rタイヤ
2,070mm
1,350mm
810mm
106kg
20ps/8,000rpm
1.9kg-m/7,000rpm
8.8L
2.75/21
120/80−18
カタログより
毎年新しいカタログが作られているが、自然の中で「止まっている」写真が非常に多く使われている。「走るため」ではなく「自然の中でのひととき」のための道具というアピール。
決して極端な風景は使われていない。
何も無いところにも感動があるということを訴えてるようだ