Daytona 955i カスタム

OZ RACING アルミ鍛造ホイール
DAYTONAを買うと決めたときに、 既にこのホイールは頭の中にあった。
自分の中では 「DAYTONAに乗る」 = 「OZ RACINGのホイールを履く」 両者はイコールで結ばれていたのだ。
OZ RACINGのこの派手なホイールは片持ちサスでこそ更に生きるのだ。
届いたのは注文してから約3ヶ月。

箱を開けて、うわ!っと思った。すんげー...ハデ。 かっこいぃ〜! これはHL02typeと呼ばれるモデル。
現物はもちろん見たことが無く、カタログや雑誌などに載っているのは両持ち用のホイール。
だから片持ちモデル用はどんな形なのかは全く分からなかったのだが、まるで四輪用のホイールのようだ。

アルミ鍛造。軽さではマグネシウムに負けるが、実用的にはアルミの方にメリットも多いため、最近増えている。
でもそういうことは抜き。マグだからとかアルミだからじゃあなくてこのデザインにやられたわけ。

専用の袋に入ってくるのもニクイ。

23万円也...(汗)
普通、Rホイールにはブレーキディスクとスプロケットがくっついてくるが、
片持ちの構造上、ホイールはホイールだけ。スプロケもディスクもスイングアーム側に残る。
だからホイールをはずしてもキャリパーをはずしたり、チェーンの再調整などは不要。
片持ちが元々耐久レースからのフィードバックであることを思い出させる。
ホイールをはずした時だけ見える、このメカニカルな造形がカッコよかったので写真を一枚。
タイヤを履かせる前に、ホイールだけを あてがってみた。
派手〜!
これだけでも見入ってしまう。
タイヤはDUNLOP、D208typeG。フロントは120/70−17、リヤは190/50−17。

ちなみに得意の0.5kg単位のデジタル体重計による重量比較はタイヤ装着状態で行った。
なぜ装着状態かというと、純正ホイールからタイヤをはずすのが面倒だったから。
フロント 純正:約9.0kg OZ:約8.5kg
リヤ   純正:約12.0kg OZ:約11.0kg

前後で約1.5kgの軽量化。
片や2,000kmを走ったブリジストン、片や新品のダンロップだから単純比較はできないが、
実は前後で2.5〜3.0kg位の軽量化を期待していた。
1.5kgか...どの程度体感できるかな?
OZracingの文字が光るのだ。

さて、走ってみての感想は、ハンドリングうんぬんと言ったところは正直自分のような素人には分からない。
ただ、ギャップを通過したときのリヤのバタつきは減少した。
ハンドル周り
初期型スピードトリプルの時も手足の長い英国人向けのポジションがつらく、ハンドルは試行錯誤した。
元からフォークの突き出しがあったからハンドルをトップブリッジ上に移動、それでもまだ遠く、
CBR1100XX用ノーマルハンドルへの換装を経て、同じく1100XX用ハリケーン製ハンドルでようやくベストポジションにたどり着いた。

T5型フレームになってポジションは多少コンパクトになったものの、まだ遠い。 今回はウイング形状のスペシャルトップブリッジにより妥協点を見つけた。
こちらはノーマルトップブリッジ。 ノーマルとしては上質。切削跡が美しく、平面ではないその形状もよい。 カスタムチックではある。
しかしステアリングステムナットは形状こそ凝っててカッコイイものの、特殊工具が必要で不便。
真ん中に六角が入る穴が欲しかった。それがあってもデザイン的にマイナスにはならないだろう。
アイビーレーシング製トップブリッジ。
中古で手に入れたもので、ハンドル位置を上に上げるために製作された試作品らしい。
スペシャルパーツらしいデザインと質感で気に入っている。

ハンドルはノーマルだがシルバーのままだとトップブリッジとの色合いが悪かったため黒に塗装した。
トップブリッジの厚さ分だけハンドルが上がっているから、2cmアップくらいだろうか。
マフラー
自分は都合4本のマフラーを経験する事になったのだが、音の違い、特性の違いを知る上でいい経験になった。
デザインは重要。 デザインのいいマフラーと内容のいいマフラーが違うのが悩みどころだった。
ノーマルサイレンサー

大き目の楕円形状で重い。見た目にもずんぐりしていて浮いてる感じ。カッコよくない。
重量約7kg
音が静かな分メカノイズが強調される。
T5以降のモデルはエンジンから現代的なヒューンという音を発するのだが その音がはっきり聞こえるほど静かなマフラー。
極低速で力があってスムーズ。性能的には思いのほか好印象。
USヨシムラ RS−3 楕円カーボン

トライアンフにヨシムラという組合せはちょっと似合わないかな。
でもRS−3というのは日本には無いシリーズだし形はカッコイイ。
重量約3kg
性能的には特に特徴を感じない無難な特性。 純正レーシングのパワーを体感してしまうと少々寂しい。 極低速で時々息つきする。
音は大き過ぎないジェントルな重低音で、エンジン音と排気音の両方を楽しめる丁度いい音量。 3気筒の脈動感を最も感じやすい。
トライアンフ純正レーシングマフラー

ノーマルより一回り小さい楕円カーボン。ネットオークションにて入手。ステーが無かったため自作。
アップタイプのためタンデム不可。
重量約2.5kg
音は大き目。迫力があるイイ音。ヨシムラより高回転での吹けあがりが明らかにイイ。
この音と特性には惚れた。さすが純正。
極低速で時々息つきするのは同じ。
ARROW 2Wayサイレンサー

軽くて音は大きい。重量約2.5kg。持った感じからしてヨシムラより軽いのは明らか。サイレンサーバンドも超軽い。

排気口が2つあること自体が珍しいが、サイレンサーに入る手前のエキパイ部分から2本に分かれているのは非常に珍しい。
かなり凝った形状といえる。
個性的な外観はかなりお気に入り。 とてもカッコイイと思う。
ただし音量はちょっと大きすぎで音質もブリブリした下品な音。
3気筒エンジンから伝わってくる脈動感すら掻き消されてしまう。
ラジエーターファン交換
トライアンフは全般的に発熱量がハンパではない。
フレームは熱くてニーグリップなどできたものではないし、エンジン停止後もファンはガンガン回る。
ファンは是非とも交換したいと常々思っていた。
これが純正のファンユニット。
パーツをはずすたびに思うことだが、手にとって見ると大抵のパーツは見た目の印象よりも重い。
こういうのが組み合わさって あの重量になっているのだな。

そしてコストをかけて、一つ一つを軽くすることによって超軽量バイクが出来上がるわけだ。
右がマジー製アルミクーリングファン。 ¥9,000。
非常に軽くて、薄い。
羽の枚数は純正の7枚に対して6枚。1枚1枚のその形状からして送風効率は かなり高そうだ。
横から見てもその造りの違いは歴然。
ノーマルは距離を走ったものは羽の先端が溶けているものもあるそうだ。
マフラーグラスウール追加
ARROWのマフラーがあんまりうるさいもんで、消音材を追加しようと考えた。
対外的にアピールする 「バイクの音」 というのは主にマフラーからの排気音だが、
乗っている者が感じるフィーリングは、むしろエンジンからのメカノイズだったり、脈動が重要なのだ。
エンジンを味わう上で うるさすぎるマフラーは良くない。
マフラーをバラすの図。
リベットを外して中の芯を抜き出す。
中はスッカスカなんじゃないかと予想したのだが、バラしてみると意外にもグラスウールは結構しっかり入っている。
これじゃあ追加できるウールは極わずか。変化は期待できないな。
ただしエンドに近い部分のウールが裂けている。これは結構音の大きさに関係しているかもしれないな。
古いウールもまだ使えそうなので再利用しよう。
サイレンサーに新しいウールを巻く。
一巻き半が限界。その上から先ほど切った古いウールを巻きつける。
新品グラスウールに付属していたワイヤーでしっかりと巻きつけて完成。
組み付けてエンジンをかけてみると...なんだか変わりないな。
実際走ってみても消音効果はほとんど変わらず。 残念。
フェンダーレス
大柄でボテッっとしている。
最近のスーパースポーツのようにテールカウルが極限までシェイプされているわけではないので別に違和感は無いし嫌いじゃない。
ただ、せっかくの片持ちホイールとマフラーを目立たすために少しすっきりさせようかなと。
これがノーマルの状態。
テールカウルもそれなりのボリューム感があるからさほど違和感は無いのだが。
ツーブラザーズ製のフェンダーエリミネーターキットを購入。
これが¥25,500する。金額的には普通だが、簡素なキット内容から考えると高い。
どこにどう取り付けるか、ウインカーの処理をどうするかだけ分かっていれば、自作でも全然オッケーだった。
まぁこういうのは部品代ではなく、開発費なのでしょう。
純正フェンダーぶったぎりで無残な姿に。
元に戻せない加工はいつも勇気がいる。
ナンバーの穴の位置が日本と違うから、穴あけ加工が必要だった。
さらにウインカーはナンバー取り付けボルトと共締めという驚異の構造だった。
ナンバー灯がなくなったため、テールカウル下部にスリットが入ったアルミのカバーが付き、
テールランプから漏れる光をナンバー灯として利用する。

かなりすっきりした。
エアスクープグリル
テールカウルサイドには、なんちゃってエアスクープがある。
カウル本体に穴が開いているが、チャチな黒いフタがついていてかっこ悪い。
これが問題の黒いフタ。
しかもグリルっぽく見せたかったのか、格子状の模様が入っているところが中途半端。
熱意が無いなー。最初からメッシュにしてくれ!
これが純正オプションのエアスクープグリル。
東急ハンズでステンレスのパンチングパネルを買ってきて自作しようとしたのだが、簡単そうでなかなかうまくいかず、
あきらめて購入。9,800円なり。高いけど、自作できなかったのだから文句は言えまい。
取り付け後。

かっこ良くなった...というよりも、これが本来の姿でしょう。
ここをメッシュ化したところで、テールまわりの何を冷却するわけでもなく、特に意味は無い。
前後フェンダー
マッドガードエクステンション。 フロントフェンダー後部につける純正の延長部品。 中古にて入手。
これがないと濡れた路面を走るとオイルクーラーが泥だらけになる。
取り付けにはフェンダーに穴あけ加工が必要。
かっこ悪いわけじゃないし、これは標準で装備しているべき部品だと思うな。
Rカーボンインナーフェンダー。
標準では樹脂製のチェーンガードのみがついているのだが、これはチェーンガード一体式のインナーフェンダー。
これもRサスに泥跳ねが無いように標準でついていてほしいもの。
チェーン&スプロケ交換
チェーンとRスプロケットを交換した。
これはノーマル。 なんの色気も無い鉄スプロケと標準的なチェーン。
南海部品から販売されている安価なチェーン交換工具なのだが、これが結構使える。
チェーンのカット、プレートの圧入とカシメ、が誰にでも簡単に出来てしまうスグレものだ。
カシメるときの力加減だけは間違ってはいけない。 カシメすぎるとせっかくのいいチェーンも台無しになるからだ。
ノーマルの鉄スプロケットとアルミを持ち比べると、その重量差は歴然。
回転部分だけに、この差は大きいのだろう。

新しいスプロケットと、ゴールドのXリングチェーン 装着完了。 かっこいー。